秒速!撮影テクニック その6 A(絞り優先)モード

series/連載

先日、勝手にカメラ購入のアドバイスをしたのでw、それに引き続いて、簡単な使い方を、僕もよく使うA(絞り優先)モードについてすこし説明します。


写真を撮る時、

f値、シャッタースピード、ISO感度、

この3つをコントロールする必要があります。

今回のAモードは、「絞り優先」という名の通りで、f値を固定して、それに適したシャッタースピードを自動で決めてくれる、というモードです。

ただ、それだけだと、ブレたり、暗すぎたり/明るすぎたり、するので、ちょっとその解決ヒントを出せればと思います。

・f値(絞り)
・露出補正
・ISO感度

について説明できればと思います。撮影時、この順番で設定をしていくのもひとつありかと思います。


・f値(絞り)

f値については、以前少し触れました。

秒撮テ!その2遠近法のやつ!(f値)

f値(絞り)の数を下げると、レンズを開いて、光を取り入れる量が増えます。

なのでシャッタースピードが速くても、明るく撮れます。

また、f値を下げると、ボケやすくなります。

(最初「下げて、開いて、明るくなる」って、「?!?」となってましたが、慣れます笑)

逆にf値を上げると、レンズが絞られて、光が入る量が減ります。

なのでシャッタースピードをゆっくりにしないと、明るく撮れません。

そして、f値を上げると、ピントがあう奥行きの深さが深まります。「被写界深度」が「伸びる」とか「長くなる」という感じです。

ちょびっとまとめると、

f値下げる、、、ボケる、シャッター速度が速くできる

f値上げる、、、ピントが奥まで会う、シャッター速度が遅くなる

ボケるエリアを増やしたいのか、
シャープに撮りたいのか、でf値をコントロールしてください。

(単焦点レンズで解放させるとかなりボケるので楽しいです!しかも画像も綺麗に残るから!canonの50mmf1.8が最初だったのですが、さすが、撒き餌レンズ!!)

単語が綺麗に対になってないのですが、説明の都合上お許しください。。m()mざっくり、そういうことです。


・露出補正

簡単に言い換えると、「明るさ調整」です。

Aモードにおいては、f値を設定したら、シャッタースピードが自動的に変わるのですが、
「どのくらい明るく/暗く撮るのか」というのが露出補正の設定です。

シャッターを半押しすると、カメラが明るさを測って、シャッタースピードを決めてくれます。

-3から+3まであるこれが、露出補正のできる幅です。
カメラを握った時の、右手親指あたりのボタンやらウィールでカチカチと操作してください。

今の状態、真ん中にある状態が、「このカメラ曰くの適正露出」の状態です。

「このカメラ曰く」と表現したのは、「撮影者の意図」的には適正じゃない場合があるので、このように表現しました。

「まだまだ暗い!」と思ったら、「プラス補正」をかけてください。

「+1」の補正をかけました。そうすると黄色の丸で囲ったのがシャッタースピードなのですが、「15」となっています。1枚目の写真は「30」でした。シャッタースピードが1/30秒から、1/15秒に遅くなっています。

「「+1」の明るさにするには、シャッタースピードを遅くして、光をたくさんとりこみますね。」ということです。

1/3ずつか1/2ずつ調整が可能です。カメラやその設定によって異なります。

ちなみにこのとき撮れたのが、


1枚目の設定(適正露出)

2枚目の設定(+1補正)

2枚目の方が、1枚目と比べて全体が明るくていいような気がします。これは露出補正がいい感じに決まった状態と思います。


・ISO感度

f値を決めて、露出補正も決まったけど、シャッタースピードがどうしても1/10とか1/30まで遅くなってしまう!ぶれる!となった場合はISO感度をあげましょう。

ISO感度が高いと、光を取り込む量があがります。
ただし、ISO感度は上がるにつれて、画質が荒くなりますのでご注意を。

感度をあげたくなければ、照明を使うとか、場所を変更するとか、工夫する必要があります。


僕の使い方は、

先日レイヤーさんを撮ったとき、

85mmの単焦点を使っていたのですが(解放f1.8)、

Aモードで、f3.2から4くらいまで絞って、逆光になる立ち位置にして露出補正「+1と2/3」から「+2」くらいで撮ることが多かったです。

逆光は綺麗に撮れるチャンスもあるけど、露出がアンダー(暗く)なるので、がっつりプラス補正をかけました。マニュアルでいくのもありかと思ったけれど、スピード感重視でそのまま行きました!


環境や、撮影の意図によって設定はころころ変えていく必要があります。

そこで、使い方によっては楽になるオート撮影(AとかTとか)の活用術の1つをご紹介いたしました。

ぜひ楽しくトライしてみてください!

このテクニックをベースにした写真教室をはじめました↓

Momento Eterno(モメントエテルノ)
座間雄貴
http://momento-eterno.net/
momento.eterno.yz@gmail.com

関連記事一覧